終盤の怒涛の展開の末に完璧な終わり方を見せてくれた「ROUTE END」完結!※ネタバレ感想
「ROUTE END」の8巻が発売されたのでさっそく先日読みました!!
もうすぐ終わるんやろうなあと思っていたらこの8巻が最終巻ということで、もう読む前からドキドキだったんですが・・・結果・・・
最っっっ高・・・!!!でしたあああ!!!
もうどんでん返しに次ぐどんでん返しで、衝撃の連続でしたね。
真犯人は、7巻読んだ時点ではまったく見当もついてなかったあの方でした。
6巻あたりの、真人が犯人ってなってるあたりは、ほんとに読むの辛くてやめようかと思ったこともあったんですが
めげずに続き追ってきてよかった。
めちゃくちゃ救いもあるし、謎も残しつつ、読後感最高です。ハッピーエンドが好きな私としては、これ以上ない結末でした。
この作品は漫画ですが、読んでる感覚としてはミステリー小説に近い気がします。
というか小説にしてくれたら絶対読む。
登場人物たちの心情とか、犯行風景とか、もっと深堀りしてノベライズしてくれんかなあ。
珍しく「実写化してほしい!」と感じた作品でもあります。
これ実写映画化したらめっちゃいいと思うんやなーー!!!
主役はなんか売り出し中の若手とかでいいからさー!
どちらかというと、おもしろいと感じる作品てキャラクターに魅力があることが多いんですが、ROUTE ENDに関してはとにかくストーリーが素晴らしくて
キャラクターはあんまり思い入れないというか(笑)
全員、基本病んでるし(笑)
ので配役にあんまりこだわりはないけど、このストーリー展開のおもしろさをばっちり脚本にして映画化してほしい。
容疑者Xの献身とかソロモンの偽証みたいな、本格ミステリーな感じで撮ってほしい!!
はあー今度また最初から一気に読み返そう。映画化シミュレーションしとこう。
で、ここからはネタバレなんですが
社長は結局、人間を超越した存在ってことでいいの?笑
いや正直、社長おらんくてもストーリー展開しようがあったのではと思うんですが
真犯人の殺害トリックとか、真人の犯行の動機とか
他がすごいリアルな分
社長の存在感が不気味に大きくなっていく。
目的もいまいち読み取れなかったんですが
考え方とか行動とか見てる限り、人というか「神」なんですよね。
だから社長については深く考えてもきっと答えはないんやろなと
刑事さんたちに倣って早々に考えるのを諦めました(笑)
ここはひっかかってる方もおるやろなー
あえて謎のまま残してるんでしょうねえ上手い!
とにかく最後まで読めて本当によかった。
間違いなく名作。完結おつかれさまでした。